2010年12月05日

S3Dファイルの作り方 ―その2

S3Dファイルの作り方 ―その1」の続き。

テクスチャのFSH化

モデルに貼り付けたテクスチャをFSH化します。

ラグ太郎さんの下記のサイトに詳しいです。

「FiSHMan」には修正ファイルがあります。エラーが出る方は修正ファイルを「FiSHMan」のあるフォルダに放り込んでください。

それでも動かない方は「Microsoft .NET Framework Version 2.0」がインストールされているか確認してください。これがないと動きません。

以上でモデルデータ(3ds file)、テクスチャデータ(fsh file)の出来上がりです。後は「ILives Reader」で読み込み編集するだけです。

ILives Readerで編集

作成した「3ds」モデルデータと「fsh」テクスチャデータを「ILives Reader」でゲームで動作するデータに仕上げていきます。

土台としてデフォルトのバスデータを抜き出したものを下記に用意しました。

1.「fsh」テクスチャデーターを取り込む

上述したラグ太郎さんのサイトにあるとおりですが、簡単にまとめておきます。

  1. 左画面上で左クリック→「Insert & compress file」を選択し作成した「fsh」ファイルを取り込みます
  2. 既存の「FSH file」を選択し左クリックし「Cope Enty ID」でTGI値をコピーします
  3. 新たに取り込んだ「FSH file」を選択し左クリックし「Paste Enty ID」でTGIを貼り付けます
  4. 不要となった古い「FSH file」を選択し左クリックで「Remove file」で削除します
  5. 保存します

2.「3ds」モデルデータを取り込む

既存の「S3D file」を選択し、右ウインドウ上にある「3DS Function」をクリックし「Import 3ds」を選択し、作成した「3ds」モデルデータを読み込みます。

Animタグ内にある「Frame Count」の値が「1」になっていることを確認します。なっていなければ「1」にします。

mybus011.jpg

これで下記のプレビュー画面に作成した「3ds」ファイルが「S3D」形式として読み込まれ表示されているはずです。

拡大や視点を移動させて問題がなければ「Apply」をクリックし任意の名前で保存します。

これでゲーム内でデフォルトのバスに上書きされて作成したバスが登場するはずです。ゲームを起動し確認してください。

mybus012.jpg

※ 「Apply」をクリックせずに保存しても設定は保存されません。必ず「Apply」をクリックしてから保存するようにしてください。

デフォルト以外のInstance値にする

デフォルトに上書きではなく追加したい場合、固有のInstance値を付ける必要があるのはラグ太郎さんの解説にあるとおりです。

固有のInstance値を付けたテクスチャをS3Dファイルに適応させてやります。

  1. 「S3D file」を選択し右ウインドウ内にある「Mats」タブを選択します
  2. 変更したいテクスチャを選択し右クリックで「Set texture」を選択し新たに作成した固有のInstance値に変更します
  3. 「Apply」をクリックし保存します
mybus013.jpg

Instance値を変更した際、テクスチャが剥がれS3Dファイルが真っ白になる場合がありますが、一旦「ILives Reader」を終了し、再度立ち上げファイルを開きなおすと変更が反映されているのが確認できるはずです。

タグ:S3D MOD
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S3Dファイルの作り方 ―その1

自身の備忘録、そして多くの人に作ってもらってダウンロードし自身が大いにシムシティを楽しみたいが為に作り方をメモしておきます。

思いのほかお手軽で、簡単、フリーでございます。

尚、テクスチャの作成が最も重要で時間のかかる工程だと思うのですが今回は触れません。モデルの読み込み作業が中心となっております。モデルの読み込みに成功すればきっとテクスチャ作成に気合が入るはず(w

また、じむさんにお教えいただいたことを中心にまとめたものです。じむさんありがとうございます。

参考
Googlenotebook「SimCity 4 Modding
Sim City 4 Devotion Forums「MODding Automata Tutorial

「そこは、こーした方がいいぜ」という点がありましたらコメント欄でご教授いただけると大変助かります。

準備

作成にあたり必要な道具

  1. Gmax(BAT)
  2. gmax2obj script
    Gmaxのあるディレクトリ内の「scripts」ディレクトリにそのまま入れておきます。
  3. 3dace
  4. メモ帳
  5. FiSHMan
  6. ILives Reader

1〜4は「ILives Reader」で取り込める3ds形式のファイルを作成する作業に必要なものです。他のソフト等でもできると思いますが、ここでは上記を利用する方法で進めていきます。

モデルを作成する

1.Gmax(BAT)でモデルを作成します

特別なことはなく通常通りに作成します。

mybus01.jpg
ここでは長さ10m、幅2.5m、高さ3.5mの単純な立方体にしてみました

2.テクスチャを張ります

複数枚のテクスチャを使用せず1枚もののテクスチャを用意し貼り付けていきます。

mybus02.jpg

後にここで使用したテクスチャをFSH化しReaderで読み込みます。

「テクスチャを貼り付けていきます」なんて1行で済ましたのだけど、実はここが一番難しく大変な工程だったりします(w

※ テクスチャのサイズは、ソフトウェアレンダリングの場合は256*256までしか反映されません。512*512だとハードウェアレンダリングでは反映されますがソフトウェアレンダリングの場合は下記のようになります・・・・orz

mybus014.jpg

3.(0,0,0)を中心にして全体をX軸で180度回転させます

mybus03.jpg

mybus010.jpg複数のオブジェクトで構成されているものをグループ化するなどで中心が(0,0,0)でない場合は、次の方法で中心を任意の位置に指定することができます。

「Hierarchy」→「Affect Pivot Oniy」をクリックし、下記の座標BOXに中心にしたい座標を入力し、再度「Affect Pivot Oniy」をクリック。

尚、グループ化したまま次の工程である「gmax2obj script」を走らせるとエラーが出るので回転させた後はグループ化を全て解除しておきます。

4.「gmax2obj script」を走らせOBJ化します

次の手順で作成したモデルをOBJ化させます。

mybus04.jpg
  1. 右上の「ハンマー」をクリック
  2. 「MAXScript」をクリック
  3. 「Open Listener」をクリック

すると「MAXScript Listener」が開きます。

Welcomeメッセージを削除し「File」→「Run Script」と進み、最初に「scripts」に放り込んだ「gmax2obj script」を選択しScriptを走らせます。

mybus05.jpg

作成された文字列を「#」と「#」の間の全てをコピー(頭の2行ほどは不要)し、メモ帳に貼り付け拡張子を「obj」として保存します。

mybus06.jpg mybus07.jpg
※1
モデルの形が複雑であればあるほど、テクスチャの張り方が複雑であればあるほど文字列が長くなり「Select All(ctrl+A)」で一気に全て選択できない場合があります。その場合はスペースなども含めドラックしつつ地道に全てコピーし貼り付けます。「ctrl+C」でコピー、「ctrl+V」で貼り付けです。
または「NNScan Text」といったソフトも便利です。
※2
「BAT」を起動し「Preview」で確認しつつ作成した場合は、「gmax2obj script」を走らせる前に対象オブジェクト以外(「TB2CameraHandle」など)を削除してください。そのまま走らせるとエラーが出ます。

5.OBJ→3ds

「3dace」を起動させ、先ほど作成した「obj」ファイルを開きます。

mybus08.jpg

「名前を付けて保存」→「.3ds」を選択し保存します。

mybus09.jpg

これでモデルデータの完成です。

「ね、簡単でしょ」

S3Dファイルの作り方 ―その2」に続く。

タグ:S3D MOD
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